色々な事情で複数の会社で働く場合があります。そんなWワークの「いいとこと悪いところ」と社会保険など基本的なことを解説します。
これからWワークを始めようか悩んでいる人は是非お読みください。
Wワークで働く前に
基本的にWワークはリスクが多いです。少しでも収入を増やす目的でWワークを希望する人が多いですが、今働ている会社で残業を増やしたり、勤務日数を増やしてもらえるなら、そちらの方がおすすめです。しっかりとリスクを認識してから挑戦してください。
Wワークのいいとろ
①経験した仕事はあなたのスキルとなります。今後の人生で役立たなくても話のネタになります。人生経験が豊富な事は人間力をアップさせてくれます。
②気分転換になる。毎日同じ仕事をするよりか、別の仕事をはさむ事で新鮮さが維持しやすくなります。
Wワークの悪いところ
①仕事の種類を増やす分、覚えることも増えます。単純計算で2倍ですが、同時期にWワークを開始したら仕事を覚える為の労力は3倍以上です。
②片方の仕事で急な残業、休日出勤を依頼された時に対応できない状況になりやすくなります。どちらも断ることができず、優柔不断な対応にどちらからも信頼されなくなったりします。
③体調不良になりやすい。ただでさえ働きたくないのに、それを複数箇所働くのでストレスも倍増です。また、体調不良で休む場合、それぞれの会社へ連絡しなければなりません。「今日、休ませて下さい」電話ってしたくないです。
④比較してしまう。仕事内容、給料、同僚などを比較してしまうのは仕方ないことですが、嫌だなと思った方の仕事を辞めたくなっちゃいます。そこでまた悩むんです。
Wワークを禁止されている会社だけど、バレる?バレない?
正社員で採用されいる人は副業禁止が会社の規定になっている場合がほとんどです。それでもWワークをやって会社にバレるのでしょうか?
答えはバレます。決定的な要因は住民税です。住民税は本業とその他の合計額で通知されます。その為、他の従業員との差額でバレます。
なので、正直に本業の会社へ副業する了承をもらうのがベストです。会社規定は絶対ではなく、個人・家庭の都合を考慮してくれる場合もあります。了承を得られないようなら転職準備しましょう。
Wワークの社会保険
Wワークで社会保険に入るのは収入の多い方になります。雇用保険も同様です。
※雇用保険はどちらかの会社を選ぶ事はできますが、収入の多い方が失業保険を受給する際有利になります。
Wワークやるぐらいなら転職
Wワークで苦労して働くよりも収入のよい会社へ転職する方が断然楽です。今の職場が「楽しくて仕方ないけど、収入が・・・」ならWワークするのもありだと思います。人間関係がいい職場は簡単に見つかりませんので。