新入社員の人は希望と不安と野望を持って会社員としての一歩を歩き始めるわけですが、初出勤の日から「こいつ、やばいな・・・」と思われる新入社員もたまに発見されます。

入社後の動き方でその後の会社内での立ち位置、キャラみたいのが決まってしまうのでタイプ別におすすめな行動指針みたいなものを紹介します。

共通して大切なこと

どんなタイプの新入社員でも絶対に大切なことがいくつかあります。当たり前過ぎる事ばかりですが、本当にやらない新入社員もいるんです。

挨拶

「おはようございます。お疲れ様です。」などの日常的な挨拶は誰しも行う事です。嫌な上司に当たってしまうと、挨拶を無視する奴もいますが、それでも新入社員のうちは自分から進んで挨拶し続けましょう。半年経過しても打ち解ける事ができなければ諦めましょう。

また、初めて会った人には「初めまして、私は◯○部の◯○です。宜しくおねがいします」と挨拶する事は本当に重要です。しばらく経過してから改めて挨拶するのは不可能だと思って下さい。

遅刻、欠勤

新入社員の遅刻、欠勤は目立ちますし、格好の説教ネタになります。しかし、寝坊は突然起こります。もしも寝坊してしまった場合、出勤時間前なら”体調不良”。出勤時間を過ぎてしまっていたら素直に寝坊した事を電話連絡して下さい。メール連絡だけでOKな会社もありますが、電話連絡が基本です。

また、寝坊予防として同期の新入社員で朝の確認連絡をするのがおすすめです。同期との仲も急速に縮まりますよ。

メモを取る

新入社員って本当に覚える事が多いです。上司、先輩に教えてもらった事は必ずメモする事をして下さい。近年の新入社員の傾向として全くメモを取らない人が増えてきています。同じことをくり返し聞く事はお互いに時間の無駄だし、これも説教のネタになります。

スマホを使ってメモした方が写真、動画なども活用できて効率的ですが、非常識ととらえる人が圧倒的多数です。スマホを使ってのメモ、撮影、録音、録画などは上司に許可をもらってからにしましょう。

休日も仕事を覚える

賛否両論あると思いますが、入社後はプライベートな時間も仕事を覚えるために確保する事をおすすめします。土日に綺麗さっぱり忘れてくる新入社員がいます。また、覚える事が多すぎて頭の整理ができていない状態に、さらに新たな仕事を教えてもらう事でパニック状態になります。これ、本当に多いです。

平日家に帰って30分、休日は1時間を目安に復習する時間を設けましょう。入社後3ヶ月は仕事以外の事は覚えないようにする事が大切です。やる気に満ち溢れても資格勉強などは間違ってもやらないで下さい。会社から資格取得を指示されても、通常業務を覚える事を優先しましょう。他の人より資格取得が遅れてもクビになるような事はありません。

タイプ別新入社員の行動指針

色々な性格の新入社員がいますが、代表的かと思わるタイプ別に紹介します。あなたはどのタイプ?

上司を追い越す勢いで昇給、昇格したい野望タイプ

最近見かけなくなりましたが、上司、先輩社員に臆することなく意見を言うので同期からは信頼されますが、器の小さい上司、先輩からはうざがられます。このタイプの人は他人から何を言われても受け入れない傾向ですが、数年後にやる気が薄れて会社に居づらくなる可能性が高いです。

闘志は内に隠して、ここぞって時に上司、先輩を追い越していく考えの方がスマートです。実際に先輩、上司を追い抜かしていく人は誰とでもコミュニケーションをしっかり取れて、仕事はいつの間にか完了している人ばかりです。

当たり障りなく平和に仕事をしたいタイプ

今いちばん多いタイプです。中間管理職からすると一番ありがたい新入社員ですが、波風を立てたくないので無理な仕事や要求に応じてしまう八方美人。10年後は雑用が主業務になっているかもしれません。基本給がもらえればOKなのが本心なので無理なものは無理としっかり伝えましょう。本当に手助けが必要な時だけ手伝った方が感謝されますよ。同僚からも必要以上なことは依頼させない雰囲気作りが大切です。

将来、独立・起業したいタイプ

希少なタイプですが最近増えつつあります。ホリエモン信者の確率が高いです。

意識高い系の人なので仕事を覚えるスピードは早いですが、雑になりがちです。コミュニケーションも普通にとれるのですが、表面的な付き合いと感じられます。

独立・起業を考えるのは素晴らしい事だと思いますが、絶対に周囲に口にしないようにしましょう。今の考えが数年後も変わらずにいられるかは誰にも分かりません。淡々粛々と準備を進めて、退職するタイミングになって初めて「起業します」の方がかっこいいですし、準備期間も平和に楽しく過ごせます。

宴会幹事タイプ

コミュニケーション能力が異常に高く、話のネタも多く面白い。仕事も積極的で上司、先輩からも可愛がられる。

入社後は一番目立っていて出世頭です。このタイプの人は自信過剰なところが難点です。何事にも積極的なので色々な仕事を経験でき、アドバイスも沢山もらえるのでスタートダッシュは素晴らしいですが、復習はほとんどしないので、同じ事を何度でも聞いてきます。「分からない事は質問すればいい」とポジティブシンキングなのも要因です。

とはいえ、周囲からの期待感は一番高いので次の新入社員教育担当を任される可能性が高いです。その時のための資料作りを今のうちからやっておけば自分の復習にもなって一石二鳥です。

不安しかないおどおどタイプ

毎年必ず1人はいます。性格的には非常に真面目、素直な人が多いのですが、休日はゲーム、アニメに没頭している割合が高いです。コミュニケーション能力はあるけど、自分から話題を振るタイプではありません。

新入社員だから不安なのは当たり前ですが、明らかに不安感が体の奥底から漏れていて、目が常に泳いでいます。仕事を教えても分かっているのか、分からないのかすらも周囲から理解する事ができず、最終的に「何が分からないの?」と聞くと「何が分からないのかが分からない」という答え。

まずは意識改革から。家に帰ってからと休日に復習すること。情報の整理が苦手なので、自分で理解できるように情報を整理した資料を作成しましょう。

このタイプの人は仕事を覚えだすと一気に”使える社員”に変貌するので、周囲の人も暖かい目で見守ってあげましょう。

やる気ゼロタイプ

遅刻、欠勤が多く、分かりやすい嘘を言ってきます。ちょっと注意するとすぐにスネる特性もあります。その半面ちょっと褒めるとすぐに天狗になります。仕事内容を理解していなくても「大丈夫です」と普通に言ってしまいます。

早期退職する割合が非常に高いです。その後も多くの転職を繰り返す人が多いので、一番心配なタイプです。

楽な仕事に転職を進めたいところですが、とりあえず1年働いてみて下さい。嫌々でも1年働くと全然違う景色になっている場合があります。辞めたいと思ったらとりあえず3日。3日続いたら1ヶ月。1ヶ月続いたら3ヶ月頑張ってみましょう。

新入社員でいちばん大切な事

新入社員で一番大切なことはあなたの健康、命です。もし就職先がブラック企業だったとしても1年は頑張って欲しいところですが、過労、各ハラスメントによる自殺が毎年報道されています。

踏ん張りどころと、引きどころの見極めは本当に難しいです。踏ん張るべきか、引くべきか悩む時が必ずきます。その時は家族、友人、同僚に相談しましょう。ちょっと話すだけではなく、とことん大袈裟に相談しましょう。

1人で抱え込んでいると負の感情ばかりになってしまいます。誰かに相談すると、そんな嫌な気持ちが一気に吹き飛びますよ。あなたの命はクソ会社に潰されて良いようなものではありません。